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親父さんの通夜で、親族の先頭に立ち、
参列する多くの人たちに深々とお辞儀をするTくんの姿は、
いつもよりも大きく、そして立派に見えた・・・。
Tくんの後ろには、成人したばかりのTくんの息子の姿が見える。
Tくんの息子は、きっと、父親であるTくんの背中を頼もしく思っているに違いない・・・。
こうして何かが繋がってゆく。
脈々とたしかに、揺らがぬ何かが繋がってゆく。
心が、繋がってゆく。
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写真の中でTくんの親父さんは、
とても穏やかな微笑みを浮かべていた・・・。
自分が息子に伝えたものと、
息子が孫に伝えるものを、
見届けようとしているみたいに・・・。
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がんばれがんばれTくん・・・。
親父さんみたいな親父にならなくっちゃ、な・・・。
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同級生の逞しさ。
同級生の頼もしさ。
Tくんの親父さんの件もあり、
年内に集まる事はたぶん難しいだろうという事になり、
来年早々に集まる約束を皆で交わし、
それを永久幹事のMくんに託して別れた。
同級生よ、がんばろう。
僕らはきっと、ね、
これからが人生の正念場だ・・・。
昭和41年&42年生まれ。
うま年&ひつじ年。
馬(午)と羊(未)だ・・・。
馬と鹿じゃない・・・。
人生の正念場のマウンドに立つ我々。