平日の午後に街の中で、息子の学童野球時代のチームメートに会った。


高校1年生、
もう野球はしていないのだけれど、
随分と逞しくなり、しっかりと青年らしい顔つきになっている・・・。
背丈だってな、もう僕よりも高いぞ・・・。


歳月が過ぎるのは早い。
子供たちが成長するのも早い。
逞しくなった彼らの姿を見るのは、ね、本当にシアワセな事だ。


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おう、元気そうだな!彼女出来たか?と僕が聞くと、


「な、なんでいつも同じ質問なんですか!」って、彼は答える・・・。


わっはっは!健やかに生きよ!青少年よ!


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あと何年だ?
あと4年だな・・・。
君たちが成人式を迎えるのは・・・。


飲みに連れて行ってやるからな・・・。


その日が楽しみだ・・・。


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「ウワァ〜ン、オ腹ガ痛イヨウ!ウンコ出チャウ〜ッ!」


小学校の校庭でキャッチボールをしていた時にな、僕は突然言われ、
この男を小脇に抱えてトイレまで全力疾走したのが僅か8年前だぞ・・・。


は〜い、ゾウさんになってくださ〜い。って言って、
この男のオシリを拭いたんだぞ・・・。


「コーチ、アリガトウゴザイマシタ!」な〜んて言ってた可愛いチビすけがなぁ、
今、僕よりも大きな背丈の高校生になっているんだもんな・・・。


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歳月の流れの早さよりも、ね、
大きく育つ子供たちの逞しさを素晴らしいと思うよ・・・。


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今日は土曜日。
晴れ渡った青い空・・・。


耳を澄まそう、


8年前のカキーン!だってまだ聞こえるぞ・・・。