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心ある××××・・・。
心ない××××・・・。
どう？心ひとつの有る無しで、こんなにも違う、あまりにも違う・・・。

野球だけじゃないんだよ、
あらゆる場面でね、きっとそうなんだよ・・・。。
大切なのは心・・・。
心・・・。

心の持ち方が一番大切なんだよ・・・。

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あまりにも今、心はないがしろにされているから、ね、
僕は本当に強く強く思うんだよ・・・。

大切なのは心なんだよ・・・。

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阪神タイガースの、赤星憲弘選手が引退する・・・。

そのニュースを耳にした時、僕は涙を流した・・・。

彼は、「心ある」プレーヤーであった・・・。

だから僕も「心」が痛み、そして涙を流したのだ・・・。

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「盗塁は脚力じゃない、勇気なんです・・・。」
そう言いながら常に次のベースを狙う彼の想いは、
どれだけ多くの少年たちに夢を与えてくれたのだろうと思う・・・。

僕は、疾走する赤星選手の姿が好きだった・・・。

あんなにも美しくダイヤモンドを駆ける選手を他に僕は知らない・・・。

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脚力ではなく勇気だったのだ・・・。

成し遂げた盗塁の数と同じ車イスは今、
たくさんの人たちの笑顔の源泉になっているのだと思えばなおさらだ・・・。

勇気（心）は、たくさんの人に笑顔をプレゼント出来たのだ・・・。

僕は、赤星選手がたまらなく好きだ・・・。
心あるプレーヤーがたまらなく好きだ・・・。

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心だよ、
心なのだ・・・。

野球を学ぶ少年たちよ、いいかい？
野球で一番大切なのは心なのだ・・・。

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そうか、君は今、中学２年生なんだね・・・。
君は、学校の野球部で野球を学んでいるんだね・・・。
懸命に野球を学ぼうとしているんだね・・・。

僕は、君が好きだ・・・。
君の、懸命な瞳が僕は好きだ・・・。

心を持っておくれ・・・。
心を持ってグラウンドにいておくれ・・・。

たった一人だっていい・・・。
君は、君を見ている誰かを笑顔にしておくれ・・・。

君のプレーで誰かを笑顔にしておくれ・・・。

野球の素晴らしさってきっと、そこにあるんだよ・・・。

僕は、野球が好きだ・・・。
だから僕は、君が好きだ・・・。
応援しているからな、ずっとずっと・・・、

君が、心ある野球選手でいる限りずっとずっと、
僕は君の大ファンでいようと思う。

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キュッ、キュッ、キュッ・・・。

僕は、僕のグラブを磨いてる・・・。

キュッキュッキュッ・・・。

いつか必ず僕は、このグローブを持って、
小さな野球少年たちのところへ行く・・・。

キャッチボールしようぜ！って言うつもりだ・・・。

友達の大切さや、野球の本当の楽しさを、ね、
いつの日か必ず僕は、小さな君に教えに行く・・・。

キュッ、キュッ、キュッ・・・。

グローブを今、僕は磨いている・・・。