サクラひとつ咲く

サクラひとつ咲く。


娘は笑いながら泣いちゃっていた。

サクラひとつ咲く。


がんばったな、おめでとうと言いながら僕も、ホロっとした。


夢があるなら、ね、
ア・オ・イ・ク・マだよ。


一歩ずつ進みなさい。


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サクラひとつ咲く。
サクラひとつ咲く度に僕は泣くのだろうな。


親父とは、そんなものだ。