ふわりゆらり。

夜明け前の空に、大粒のボタン雪が舞っていた・・・。
こんな時、僕はいつも、
街灯の下に立って上空を見つめるんだよ・・・。
空から舞いながら降る雪の様子が幻想的で美しいんだ・・・。


ふわりふわり・・・、
ゆらりゆらり・・・、


街のすべてを包み込もうとするかの如く雪は降る・・・。


ふわりふわり・・・、
ゆらりゆらり・・・、


街灯が照らす雪ってね、
どんな宝石よりもキラキラしていて綺麗だと思うよ・・・。


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積もってほしいと願う心半分・・・。
積もらないでほしいと願う心半分・・・。


ふわりふわり、
ゆらりゆらり


小さな人間の思案なんて関係ないんだね・・・。
ただゆったりと雪は舞い続ける・・・。


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幻想的な光景を見上げながら僕は考える・・・。


さて、寒いこの空気の中で、


どんなシアワセを探そうか?と・・・。