同じ光。

我が家の前を流れる、細く小さな黒目川の向こう岸に、東久留米総合高校が見える。


サッカーについては僕は、まるっきりの門外漢なものだから語る事は恐縮なのだけれど、

この高校は、ね、
サッカーの世界では全国的に有名なのだそうだ。


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グラウンドの様子がいい。


サッカー部の選手たちの様子がいい。


ポーンとボールが弾む音と歓声。


大きな声で励ましあいながら走る姿。


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強豪校のサッカー部ってのも、ね、
きっときっと大変なのだろうな・・・。


がんばれよ!
負けるなよ!
ひとり残らず最後までやり遂げるんだよ!


サッカー部の選手たちにも僕は、心からエールを贈ろう。


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洗濯物を取り込みつつ、ベランダから見るサッカー部の少年たち。


僕の息子と同年代の彼ら。


ふと、息子の高校の野球部のグラウンドの今頃を想った。


今頃、
息子たちも、な、
この彼らと同じように駆けているんだろうな・・・。

そう考えてみると、ちょっぴり胸が切なくなった。


サッカーの君も、
野球の君も、
みんな輝こうとしているんだね。


輝こうとする心の持ち主なら誰もが輝けるんだよ。


君らは、ね、
いつか必ずそれに気付くだろう。


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だから今は、
だから今日は、


ただ無我夢中で駆ければいい。


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息子の高校の野球部グラウンドに面した民家にも、な、
僕みたいなオジサンが応援しながら見ていたりしたら笑っちゃう。