「日本をいまいちど洗濯いたしたく候」
見てる?龍馬伝・・・。格好いいよね、坂本龍馬・・・。
国を洗濯しちゃおうなんてな、本当にスケールの大きな男だ・・・。


僕は今、物干し台の上で、家族の洗濯物を干しているところ。
僕なんざ家族の洗濯物で手一杯だもんな、国の洗濯なんて考えも及ばぬ。


それが僕と龍馬のスケールの違いだと言っていいだろう・・・。


曇り勝りだが、時々パッと射す陽光が鮮やかで、見る間に春の雪は溶けた・・・。
溶けた雪の蒸気が輝き、そして輝いていた・・・。
心地よい朝、心地よい光景、
なごり雪が街を洗濯したのだ・・・。


パンパンパン!と僕は、タオルを伸ばして竿に架け、そしてピンチではさむ。
わっはっは、ピンチはチャンスなり!これで洗濯終了・・・。


外に干せるってシアワセ・・・。


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そうそう、「ありがとう」って何回言えるだろうかと、
今日は数えてみるつもり・・・。