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受話器の向こうの友の声は弾んでいた・・・。
名古屋からの電話に僕は和やかな気持ちになる・・・。
お向かいさんの4年生の男の子に付き添われ友は、小学校の校庭に行ったのだった。
連休中だからね、練習をお休みしていた子も多いみたいなのだけれど、
それでも我が友は少年たちと仲良くなり、野球の風を存分に吸ったらしい・・・。
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「楽しいな〜っ、おい!
野球は楽しいな〜・・・。
でも、やっぱり息子がほしかったな・・・。」と、友は言う・・・。
いいじゃんか、と、僕は思う・・・。
こうして学童野球をお手伝いする週末が始まるんだもんね。
きっと、数え切れぬ程多くの息子たちが、さ、これから友に出来るはずだ・・・。
カキーン!な息子たちがさ・・・。
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がんばれ友よ・・・。
君の弾んだ声を聞くのは、なぁ、どれ位ぶりだろう・・・。
すごく僕はうれしかったよ・・・。