清瀬ポニー29期の、な、
先輩親父たちから続々と電話がある・・・。


「勝ったよ!」もあれば、
「負けちゃったよ〜。」もある・・・。


もちろん、その都度僕は一喜一憂する。
でも、ね、それだけじゃないんだ・・・。


受話器の向こうの懐かしい声を聞きながら話していると、
勝敗の一喜一憂よりも、やっぱり大切な何かは他にあるのだと僕は確信する。


29期の親父たちも知ってる・・・。
一番大切な事は勝敗の他にあるんだって事を・・・。


とにかく、さ、
高校三年生まで野球を続けてくれてありがとさんを息子さんに伝えてチョーダイって僕が言うと、


「お〜っ、伝えるよ、ありがとね。
また第2グラウンドで会おう!」と、みんなが言ってくれるのだからうれしい・・・。


カキーン!だ。
カキーン!なんだよ。


こうやって期を越えて、ず〜っと野球で親父たちがつながっていられるシアワセ・・・。


野球で一番大切な事。
それを上手に言葉で言い表す事は出来ないけど、ね、
心で今僕らが感じているソレ、
ソレがきっと、ソレなのかもしれないよ・・・。


久しぶりに聞く29期の先輩親父たちの声。
すごくすごく僕はうれしかった・・・。


清瀬第2グラウンドで野球を学んだのは、
子供たちだけじゃなくってさ、親父たちもそうだったんだな・・・。


いつまでもず〜っと、
カキーン!でワクワクするハートを共有し続けたいものだ・・・。


第2グラウンドを一緒に駆けた親父たちでな。


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カキーン!