静岡県のM高校へ行く。
東名高速の沼津インターまで、飲まず(沼津)食わずではなく、途中、海老名のサービスエリアで名物を食べたりしながら出掛けた・・・。


息子たちが合宿に出て、そして練習試合の相手がM高校だとあれば、出掛けずにはいられない僕だ・・・。


静岡県のM高校は、ね、
我らが清瀬ポニーの村石コーチの母校だ・・・。


先日会った時に村石コーチからいろいろと聞いていたとおり、とても素晴らしいグラウンドだった・・・。


輝くグラウンド。
深呼吸をすると海の匂いがしそうだった・・・。


高校時代の球児村石くんの姿を想像しながら僕は、現在のM高野球部の練習を見た・・・。


みんな大きく逞しくて、な、
眩しい後輩たちばかりだったよ、村石コーチよ・・・。


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「あのグラウンドと校庭にある陸上トラックには、ワタシの青春の汗と涙が染み込んでいます。」って、ね、
村石コーチは言っていたっけ・・・。


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どれどれ・・・、と、
僕はグラウンドの砂をペットボトルに詰めた・・・。


青春の血と汗と涙と、
その他もろもろあらゆる分泌物が染み込んだグラウンドの砂・・・。


カキーン!の砂。
村石コーチの野球の故郷の砂・・・。


清瀬第2グラウンドの隅に撒いてあげよう・・・。


かつてここを駆けた球児が大人になり、
今、野球の好きな少年たちを導いているグラウンドに、な、
この野球の砂を届けよう・・・。


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さあ、練習試合が始まる・・・。


ここに立つ両校の球児たち全員のシアワセを祈りながら僕は、バックネット裏に移動する・・・。


カキーン!
永遠なる野球に感謝!