野球の神様は、いる。
確実に存在する・・・。
そして、全てを見ている・・・。


「監督もコーチも見ていないから・・・、ウヒッ。」
な〜んて、な、
ちょっとでも取り組むべき事の手を抜いてみな。
それは、とても恐いぞ・・・。


誰も見ていないと思った時だって、
野球の神様はしっかり見ている。


ウヒッ、なんてサボったら大変。
野球の神様は手帳に、ね、
君の名前と、その横に×印を書いてしまう・・・。


小学生のちいさな野球少年たちよ、
それだけは心に留めておくんだよ・・・。


野球の下手な子供はいない。
一人もいない。


今、既に野球の上手な子供と、
これから野球が上手になる子供ばかりだ・・・。


子供って、そうだ・・・。
どんな子供だって、そうだ・・・。
未来に我々が託す宝物なんだよ・・・。


我々が子供たちを見守り、
カキーン!の楽しさを信じていれば、ね、
必ず野球の神様は微笑んでくれる・・・。


たった一つのアウトさえ、仲間と力を合わせなければ取れないこのスポーツの素晴らしさを、
僕ら大人たちは語り続けよう・・・。


教えるんじゃない、
語り続ければいい・・・。


僕は、そう思う・・・。


バットを振って脇腹が痛い僕が言うのも恐縮なのだけれど・・・。


野球の神様は、いる。
野球の神様は、存在する。