「アイツらは、ね、
凄いヤツらだったんだぜ・・・。」


シマさんが言った・・・。

ポニーのヘッドコーチとしてじゃなく、
高2の球児を持つ親父として、語った・・・。


30期の彼らは今も、
不器用ながらひたむきに、ね、
白球を追っている。


彼らが今、在籍している高校はすべて、本大会への出場を決めた・・・。


よくがんばったね!
不器用な野球小僧たち!


どうだい?
それぞれの高校で、さ、
素晴らしい仲間に会えたかい?


素晴らしい仲間たちと共に、
まだまだ野球の夢を君たちは見ているかい?


野球で夢を見ているかい?

30期の君たちよ・・・。


徳を積むんだよ、
徳を積むんだよ。
野球の神様を信じて、
徳を積むんだよ・・・。


僕は、
君たちを信じてる・・・。

あの時の沖縄の、
君たちの輝きを信じてる・・・。


野球少年としての君たちのラストスパートを僕たちは信じてる・・・。


清瀬ポニーの後輩たちに、ね、
最高のお手本を残してあげておくれ・・・。


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がんばれ!