ヘミングウェイを触ってごらん。
中学野球少年の君。
学校の勉強とか、課題とは関係なく、
本に親しんでごらん。
活字を追い、映像を頭の中に繰り広げてごらん・・・。
中学野球少年の君に僕は、
それを心から薦める・・・。
本屋さんに行って、さ、
文庫本でいい、
ヘミングウェイの老人と海を買いな・・・。
文庫本なら、たぶん、400円でお釣りが来る。
安くて小さな本だけど、
君の、宝物になると思うよ・・・。
たしかで骨太な筆致で描かれる物語は、
君を魅了してくれるはずだよ・・・。
野球のエピソードがいくつも出て来る。
ヘミングウェイが語る野球に、ね、
中学生の君の柔らかな感性を傾けてみないか・・・。
秋の夜長、
活字をわくわくしながら追ってごらん・・・。
読書の楽しみを知ってほしい・・・。
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「勉強しなさい!」って言われる前に、さ、
大切な本を一冊持ってごらん。
君は、君の心に蓄えた知識の尊さに気が付くだろう・・・。
それこそ本物の勉強なんだよ・・・。
ヘミングウェイが野球を語る。
とても素晴らしいんだ・・・。
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文庫本でいい。
読んでごらん・・・。