シマさんこと、
清瀬ポニーの島田ヘッドコーチから僕は、一冊の本をもらった・・・。


「甲子園だけが高校野球ではない」


珠玉の言葉を編纂したその本を読みながらボロボロと僕は泣いた・・・。


まこと、野球小僧の一人一人には、深く輝くドラマがある・・・。


誰一人として、欠けてはならぬ・・・。


僕は、あらためてそれを強く強く感じた・・・。


この本に登場する何人かの少年は、ね、
僕らが実際に良く知る少年たちだ・・・。


彼らの魂を愛しく包みたい・・・。


秋の夜長、
本を読み、言の葉を追い、
僕自身もまた、魂の洗濯・・・。


尊い本であった・・・。


シマさん、
ありがとう・・・。