週末は、とても良い天気なのだそうだ・・・。


そんな天気予報のお姉さんの一言にホッとする・・・。


日本中、あらゆる場所で野球をがんばる子供たちの笑顔を思い浮かべながら僕は、ただただ祈るんだよ・・・。


野球が、心豊かなものでありますように・・・って。


わっはっは!
カキーン!だぜ、ベイベ・・・。


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僕の愛すべき後輩、Qちゃん・・・。


彼は今、
息子、Gくんの学童野球チームでコーチとして奮闘!

Gくんや、
Gくんの仲間たちの様子を僕は聞きながらニコニコしちゃう・・・。


そんな子供たちが、ね、
本当は清瀬ポニーに来てくれたらいいのだけれど・・・。


清瀬ポニー杯に選抜されるレベルの子じゃないから、先輩、ウチらの子供たちじゃ清瀬ポニーは無理です。」


僕は、ほんの少し寂しい気持ちになった・・・。


ポニー杯だけじゃない・・・。


あの、ね、
今、どんなに小さくても、
どんなに劣っているなんて言われている子でも、ね、


野球が大好きなら、さ、
清瀬ポニーに来てほしい・・・。


地域で選抜されるような凄い子供たちもいい・・・。


でも、ね、
それ以外の、
小さかったり、まだまだ野球の技術は足りなかったり、
それでも野球が大好き!って言う子供たちのために存在する中学硬式野球クラブチームが清瀬ポニーなんだよ。


ポニー杯に臆する事なく、
本当に野球が好きな子供たちが集えるようにと僕は願う・・・。


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懐かしいな、
季節はちょうど今頃だった・・・。


清瀬ポニーの体験練習の前日、
僕の息子はグローブをピカピカに磨いていた・・・。


「お父さん、僕は清瀬ポニーで野球を習いたいよ。」


六年生だった息子は、ね、
磨いたグローブをリュックサックに入れながら言っていたんだ・・・。


豚汁を頂くためのお椀と一緒に、ね。


現在、高校球児になった息子の傍にいて、
僕が心から思う事は、
清瀬ポニーへの感謝だ・・・。


ちっとも大した野球少年じゃなかった息子みたいな子供さえ温かく迎え入れてくれて、そして育てて下さった、
清瀬ポニーへの感謝だ・・・。


僕の息子は、清瀬ポニーに救われたのだ・・・。


だから今、
本当に野球が大好きな六年生が、さ、
清瀬ポニーに来てくれる事を僕は願うんだよ・・・。


選抜チームに選ばれるような子も、おいで。


それ以外の子も、ね、
清瀬ポニーにおいで・・・。


野球って、さ、
楽しいんだ・・・。
素晴らしいんだ・・・。


一度だけでいい、
清瀬第2グラウンドを駆けてほしいんだよ、


すべての野球が大好きな子供たちに・・・。


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Q太郎とGくん親子を連れ、
僕は第2グラウンドへ行くぞ!


のっしのっしと威張りながら、な、


カキーン!だぜ、
大切なものは・・・。