■
七五三の子供たちを多く見かけた・・・。
本当に可愛いものだと思う・・・。
どの子もみんな健やかに育ちますようにと僕は、願ってやまない・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とくに可愛いのは、な、
三歳の女の子だな・・・。
千歳飴を引き摺らないように、手を水平よりも上にしている姿は、さぞかし疲れるだろうけれど可愛い・・・。
もう十数年も前の、我が娘の当時の様子を思い浮かべたりした・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつの世も、ね、
子供のシアワセを願う親の気持ちは同じなのよのさ・・・。
中学生の君も、
高校生の君も、
あんまり記憶に残っていないかもしれね〜んだが、
たしかに君も、こんなにも愛され想われ慈しまれて育ってきたのだ・・・。
だから自分を大切にして生き抜かなければならないのだ・・・。
決して自ら命を絶つような事があってはならないのだ・・・。
千歳飴に申し訳ないのだ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千歳飴・・・。
白い飴もピンクの飴も、
味は同じなのだ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
七五三の子供たちよ、
みんなシアワセな人生を歩め・・・。
シアワセは歩いて来ないんだ。
だから歩いて行くんだ。
一日一歩でいい、
三日で三歩でいい、
三歩進んで二歩下がっちゃったっていい・・・。
シアワセになればOK牧場・・・。
三歳の女の子も歩いて行くのだ・・・。
シアワセに向かって、な。
ポックリ履いてポックリポックリ・・・。
だが、水平よりも上にしていた手が疲れちゃったんだろうな、
千歳飴を引き摺って歩いておる・・・。
ポックリポックリ・・・。