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おい、息子よ、
父ちゃんに1000円貸してくれないか?
「やだ。」
くそう、
なんてケチでスケールの小さな男なんだ!
じゃあ、500円でいいや・・・。
「絶対やだ。」
お前、本当にケチだな!
「ふっ、父さんは本当にビンボ〜だな。」
ああ、おとな手当てがほしいぞ・・・。
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しかし、
まったく扱いにくいな、
高校生にもなると・・・。
思春期だからな〜、アイツ。
ケチでも仕方ね〜か・・・。
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小さな頃、
息子は扱いやすい男だった・・・。
おい、ハヤトよ、
特別に今日は、な、
お前の紙のお金(紙幣)と、
父さんのメダルのお金(硬貨)を交換してやろう。
そんなことを僕が言うと息子は、
「エエッ!本当ニ?
僕、ウレシイナ〜!」
な〜んて喜んでくれていたのに・・・。
寂しいな、
あの時の、三歳だった息子に会いたいな・・・。
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しかし、
まだ今月は8日なのに、
僕の小遣いピンチ!
野球にたとえると、
ノーアウトフルベースってところ・・・。
小遣い受給日まで、
コントロール重視しかあるまい・・・。