静かに、でも確かに・・・。
朝、ご近所のMさんに会った。
ずいぶんとお洒落をしていらっしゃったので伺うと、
お孫さんの小学校の卒業式に行くのだという・・・。
そうそう、春、
春早々・・・。
本来ならば今頃は、そんな話題で彩られる時期なんだものね。
こんな状況の中、それぞれの節目を迎えて、
巣立つ子供たちの心を想う・・・。
Mさんのお孫さんは、野球小僧なのだそうだ。
おめでとう!
こんぐらっちれ〜しょん!
小学校卒業!
ランドセルと校舎と先生たちに、ね、
ありがとうを言う日。
Mさんのお孫さんよ、
おばあちゃんに何かをご馳走してもらいな・・・。
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いつもよりもずっと静かに、
けれども、いつもよりも確かに、ね、
センバツ大会は行われている。
静かに、確かに、僕も母校の後輩たちを応援しようと思う・・・。
シアワセ・・・。
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想像してみてよ、
母校の後輩たちが、さ、
息子と同い年なんだぜ・・・。
うれしいよ・・・。
僕は、本当にうれしいよ・・・。
こんな時に神戸の甲子園の土を踏む彼らなのだけれど、オッケーさ、
大丈夫だよ、野球を思いっきり楽しみなさい・・・。
阿久悠さんが書いた詩に思う。
僕は、日本中のすべての球児たちを誇りに思う。
いいんだよ、いいんだよ、まだ高校生の、少年の君よ、
君は、ただひたすらに真っ直ぐに、白いボールを追えばいいんだ・・・。
開会式の、選手宣誓に僕は胸を打たれた・・・。
そうだよね、生きている今に感謝しようよね・・・。
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今日で震災から二週間。
淡々と日々を生きよう。
静かなのだけれど、
確かな日々を生きよう。