路地裏の少年じゃない。
その少年は中学時代に肩を壊してしまったのだそうだ。
だが、野球への想い断ち切れず憧れの高校に進み、
三塁コーチャーとしてなのだけれど二度、甲子園の土を踏む。
その後、その少年は、ね、
六大学でも野球を続け、学び、
そして現在に至る・・・。
息子の高校野球部のメンタルコーチ、Kさんの事だ・・・。
初めて会い、
目があった時から僕らは、
お互いに通じあえる何かを感じていられたのだから、
人の出逢いは摩訶不思議なり・・・。
このKさんの話を僕は、
つたない言葉で恐縮なのだけれど、書かなくてはなるまい。
小さな子供たちが、ね、
野球を学ぶ本当の意味を、
このKさんの言葉から僕は選び、
ここに書かなくてはなるまい・・・。
初めて目があった時に、な、
この人は同志だと感じる事がある。
人生の中、
それは何度かあるのだそうだ。