Tシャツ挽歌3

またまた話を蒸し返す。


1着1500円のTシャツが2着で2000円・・・。
息子はそこにお買い得感を見出し、そして買ったんだな・・・。


「うひょっ、ラッキー!安いじゃん!」って、きっと。


だが、そこに息子という男の甘さがあると僕は思う。
素直と言えば聞こえはいいが、単純すぎやしないか?


「うひょっ、本当なら3000円なのに2000円で買えたっ!」


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僕なら逆の発想をする。


やっぱりもともと1000円なんじゃねえか?って疑う。


2着で2000円ならさ、
1着1000円で売ってくれたってお店の人は損はしないだろうなって考える。


でも、1着だけ売って頂戴!な〜んて事は言えないタイプの男だ僕は。


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カミさんなら言うと思う。
2着で2000円のTシャツを1着500円で買う事が出来るタイプだ。


1着500円まで値切り倒してから、ね、
あらためて2着で1000円!って買い物が出来るタイプだ。


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だから息子よ、
そのTシャツは、さ、
2着で1000円なのかもしれないぜ・・・。