命について、その続き。

大人たちはまた、「言い訳」や「言い逃れ」のために、
愚かで、そして乏しい言葉を必死になって紡いでいる・・・。


件の、青森の高校の野球部、ならびに学校の関係者たちの記者会見を聞きつつ感じた・・・。


乏しい言葉しか持たぬ大人たちは哀れだなと思う。
詩を読み、詩を聞き、涙した経験の無いであろう大人たちばかりが、相も変わらず会見に臨んでいる。


しばし僕らは、また、
「言い訳」やら「言い逃れ」と言う、惨めな言葉の羅列を聞かされるのだと考えるとウンザリする・・・。


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僕らは今年、命についての多くの事柄をあらためて学んだのではなかったか?


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なのに何故?
命や、人の心や身体の痛みが軽んじられ続けているのは何故だ?


それも僕らが大好きな野球の世界に於いて・・・。


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レディー・ガガが来日している・・・。


彼女が腕に施した「東京」というタトゥの文字が心に沁みる。


「言い訳」や「言い逃れ」の言葉を羅列しか出来ない者たちよりも、
外国からやって来てくれたアーティストに豊かな日本の言葉を感じるのは何故だ?


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詩を想え・・・。