郵便配達のバイクの音が聞こえ、コトンとポストが鳴る。
輪ゴムで束ねられた年賀状が届く・・・。
わっはっは、ギリギリセーフで届いた1月3日の年賀状だジョ〜。
はいっ、年賀状は今日で締め切りっ!


1月3日に届く年賀状って、なあ、
暮れの忙しさの中に追われつつも書いてくれて、
そしてギリギリになってしまったけれど投函してくれたのだろうと考えると嬉しいやね・・・。
そのぶん真心が込められていると言えるだろう・・・。


はいっ、真実の年賀状は締め切りっ!


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つまり、な、
明日以降届く年賀状は、な、
こっちが出したから仕方なく返事として書かれた年賀状なんだジョ〜。


たぶん、元旦に、な、
ソイツは朝から酒を飲みながら届いた年賀状を見ていただろう。
僕の出した年賀状をソイツは見て、
「あ、コイツに出していなかったな〜。」って、
そんでもって仕方なく[返事]として書かれた年賀状なりけり。


それは、あくまでも[返事]であり、[年賀状]ではない・・・。
ズバリ、1月4日以降に届く年賀状は[返事]であって[年賀状]ではないのだ・・・。


元々ソイツは僕になんか年賀状を出す気はサラサラ無かったヤツなのよのさ。
くそう、な〜んて嫌なヤツなんだベイベ。
平素の付き合い方から考えざるを得ない対象だと思っちゃうね、僕は。


かつて、1月9日にKO先輩から返事年賀状が届いた事があり、
本当に悔しかったもんな・・・。
年賀はがきに通常の消印が押されていたんだぜ・・・。
思い出す度に腹が立つ・・・。
KO先輩への中国土産は紹興酒の小さい瓶にしよう。
なんちって・・・。


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印刷の年賀状に、な、
一言も直筆の文字を入れず、
宛名だってカミさんが書いてくれた物をそのまま投函した僕が言うのも恐縮なんだけんど、
失礼の無きやうにしたい・・・。


明日以降に届く返事年賀状の諸君に告ぐ。


今年、君に対する僕の態度が冷たく感じたとしたら、
それは気のせいではないんだぜ、シャギナベイベ。
返事年賀状に対する報復措置なのよのさ・・・。


え?ちっちゃい?


おう、ちっちゃくても結構!


なんちって。