激しく!3
「古今東西、ハゲたくてハゲたヤツはいない。」
「そうだよ、ハゲたくてハゲたヤツなんて一人もいない。」
え?
・・・いるよ。
いるんだよ、一人・・・。
野球の親父仲間のMさんがそうさ・・・。
Mさんはマジでスゲエんだよ・・・。
ツルツルのピカピカさ・・・。
人間LEDだと言えるだろう。
そう、ツルツルのピカピカと言うよりも、なあ、
ツルッツルのピッカピカだ・・・。
野球のお母さんたちはMさんの事をピカチュウって呼んでいるのだけれど、
僕は、ピカチュウの進化形のライチュウだと思っている・・・。
正確な性格も明るい人でな〜、大尊敬しているのさ僕はMさんを。
その光沢ある頭を羨ましいとさえ思っている・・・。
親父の飲み会の度に僕は、
Mさんの頭に吸い付き、キスマークを付けさせてもらっている。
その時にいつも唇で僕は感じているのだが、動かん。
動かんのだ、Mさんの頭皮は・・・。
その動かん頭皮の状態を一つの指針としたい・・・。
その指針に則り、せっせと頭皮をマッサージすればよい。
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Mさんは卵の白身で頭を磨いているのだそうだ・・・。
まさしく切磋琢磨と言えやしないか?
侠気ある好漢なり。
僕がもしも女性だったら惚れてるね。
バレンタインデーにシュアラスターを贈っちゃうね。
ああ、インペリアルブライトマスターを、ね。
もしくはウィルソンの「超艶・拭き取り不要」でもいいな・・・。
白・淡色車用な・・・。
静電気も押さえられる。
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カキーン!