三十路+1で母親になった妹はまだ体調が戻っておらず、
まだ実家にて過ごしている。
よって、伏せっている事が多い妹に代わり、オフクロが新生児の面倒を見ている。
デヴィ夫人と同い年のオフクロだが、新生児の面倒を見ながら気持ちが若返っている模様なりけり・・・。
気持ちが若返り過ぎて自分の乙杯を新生児に与えやしないかとちょびっと心配。


しかし、可愛くて面白いな、新生児。
僕のような寅さんだってちょくちょく実家に足が向かうようになった。


おいおい甥っ子、起きろ起きろ・・・。
いっちょまえにイビキをかいて御座候にて候。
おいおい甥っ子、伯父貴が来たぞ、起きろ起きろ・・・。
否、いかんいかん、起こしてはイカン、遺憾に存じます。
そう思いつつも僕は、人差し指で新生児のホッペを押す、押忍!
プニプニしていて気持ちよい・・・。

今度は鼻を引っ張ってみる。
鼻筋の通った美男子になれ!ってな。


すると甥っ子は起きたので嬉しい。
めでたしめでたしだ・・・。


「ああっ、せっかく寝てたのに!」と、オフクロが怒った。
よしよし、怒るぐらいの元気があってよろしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


甥っ子の名前はレオンだ・・・。
どうだね、ジャン・レノばりのシブい新生児のシャギナベイベのほんとのベイベさ。


加齢臭の僕が言うのも恐縮なのだが、
甥っ子はミルク臭い・・・。
匂う者どうし仲良くしたいと僕は思う・・・。


年老いた両親の家にミルトン液があるのが不思議。


ミルトンを見ると・・・、
ミルトンを見ると・・・、
(早く誰かダジャレに気付いてくれ。)
ミルトンを見ると、


我が家の子供たちが赤ちゃんだった頃を思い出す。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


レオンよ、野球やろうな・・・。
学童野球はレッドライオンズな。


そんでもって中学生になったら清瀬ポニーな。


総監がそれまで元気でいてくれますように・・・。