ゴールデン夜叉
このムフフな施設に良く似た外観の建造物が、なあ、
新(第2)東名にあるサービスエリアだサービスしてくれ。
天気は悪いが連休中だけあって、想像通りの大混雑であった・・・。
でも、朗報。
ゴールド免許ドライバー限定の駐車場が用意されており、とてもとてもスムーズに停める事が出来ましたのでラッキー。
天使のコスチュームを纏った綺麗なお姉さんが笑顔で迎えてくれます。
まさに天国だと言えましょう。
植え込みを隔てた向こう側の、ブルー免許ドライバーたちの駐車場で絶えず鳴り響くクラクションや、
目くそ鼻くそを嗤うような罵声と喧騒とは別世界のようです。
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そう、僕らは神様から渡された長い匙を持って食事をしなければならないのです。
悲しいかな、けれど、それが人間という存在なのです。
金色の免許のヒトたちは、長い匙を上手に使い、
向かい合って座るお互いの口に食べ物を運んでいます。
一方、青い免許のヒトたちは、てんで勝手に長い匙で己の口に食べ物を運びます。
長い匙の柄が隣のヒトの頭にガツン!とあたっても構わず、自分の空腹を満たす事を優先させています。
やがて、あちらこちらで罵り合いが起き、喧嘩になってしまいます。
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そうさ、
萌える若葉の免許証の君よ、
君が握るハンドルこそ「長い匙」なのです。
英語で言うと、ロングスプーンです。
公道における運転という行動は、長い匙を使う食事のようなものです。
お互いを想いあう思いやりに満ちた運転を心掛けてゴールド免許になるのか、
自分勝手な運転を繰り返した挙句、ブルー免許になってしまうのか、
君の人間性が試されている期間が初心者マークの今なのです・・・。
それは、人間性の試金石だと言っても過言ではありません。
その長い匙をどのようにして使うのか?
それを考え続ける事こそ、安全運転の本道なのだと僕は思えてなりません・・・。
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道中、お気をつけて!