君の少年野球も終わったんだね・・・。
僕は、君のお父さんからメールを頂いていたのだけれど、
どんな返事を書こうかとずっとずっと考えながら、とうとう今日まで至ってしまった・・・。


コウタくん。
息子の1学年下の野球小僧である君と僕が出逢ったのは、君が小学校4年生の時だ・・・。
東久留米にある柳泉園グラウンドで、雨で泥だらけになりながらのゲームだった・・・。
けして器用なタイプではなかったけれど、懸命にプレーしていた君の姿は印象に残ってる。


早いものだな。
あれからもう8年もの月日が流れたんだものな。


中学野球で君は、ぐんぐんと伸びた。
小平ポニーで君は、身体も心も本当に逞しくなった・・・。


いろんなグラウンドで君に会うたびに僕は、あの雨の日の柳泉園グラウンドでの君の姿を思い出していたんだぜ。
強く大きくなる君の様子にワクワクしながらね・・・。


そしてこの夏、
高校3年生の君の最後の少年野球の試合の模様を、僕は君のオヤジさんからメールを頂き知った。


高校野球を少年野球と呼ぶ僕は、世間から見ればいささかズレているかもしれないけれど、
僕は、少年野球を最後までやり遂げた君をまた誇りに思う・・・。


よくがんばった。
よくがんばった。


コウタくん、ありがとう・・・。


君は、君の甲子園にいたのだ・・・。


カキーン!だ。


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コウタくんのオヤジこと、バネさん・・・。
近々一献傾けましょう・・・。


僕らはシアワセなオヤジです。