日記についての考察
朝起きて、
ゴハン食べて、
学校へ行って、
帰って来て、
セキネくんとワタナベくんと遊んで、
夜、宿題をしてテレビを見て、
晩ゴハンを食べて、
お風呂に入って寝た。
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上記は僕が小学校4年生の時に書いていた日記である。
抜粋ではなく、ある日の日記の全文である。
この日だけではなく、遊んだ友人の名前が変わるだけで、
延々と同じ文面の日記がひたすら続いている。
そんなモンだろ?
小学生に日記を書かせたってさ。
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実は現在は2月10日なのだけれど、
こうして2月5日の日付の日記を書いている僕って男は、
小学校4年生の頃から変わっていないんじゃないかと思う・・・。
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朝起きて、
散歩に行って、
ゴハンを食べて仕事をして、
昼からカミさんと買い物に出掛けて、
「かっぱ寿司」で食べて、
午後から少し仕事をして、
夜はテレビを見ながらゴハンを食べて、
お風呂に入って寝た。
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つまり、
人生の3分の1、人間は寝ているって事だ。
グ〜スカピ〜って、寝ているって事だ。
それを延々と記録するのが日記を書くって行為だ。
小学校4年生の頃の僕と、
46歳になった僕との最大の違いは、
マクラがオジサン臭くなった事ぐらいじゃないかと思うと悲しい。