献身的な検診

そうそう、身体の弱りついでと言ってはなんだが、
市の特定健康診断の期日が迫っているので出掛けた。
いわゆるひとつのメタボ検診っちゅうヤツだ。


同年代の普通のヒトなら、職場や所属する団体で健康診断があるでしょ?
僕のようなフーテンの寅さんだとそれが無いので、
こうした機会は今後(加齢に伴い)積極的に利用させて頂こうと思っている。


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前夜22時以降は水のみで過ごし、グーグー鳴るお腹を気にしながら市内の老舗の医院へ。
ものすご〜くニコニコ・フワフワしている超お爺ちゃんの先生と、
僕のオフクロと同世代であろう看護婦さん2名と、
カミさんと同世代であろう看護婦さん1名、
医療事務の妙齢の女性1名、
1+2+1+1=5、合計5名で睦まじくやってる医院は昭和チックでイイんです。
とっても心が落ち着く雰囲気なんだよ・・・。


初めて訪れたこの医院が僕はとても気に入り、
いつの日か風邪をひいたら診てもらおうって決めた。
え?
馬鹿は風邪をひかねえだろ?ってか?
うんうん、
だから、いつの日かって言ってるだろう・・・。


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さて、いよいよ検診の開始だ。
オシッコがそんなに都合よく出てくれるだろうか?が、
この時点では一番の心配・・・。


1身長&体重&お腹周りを計測。・担当:カミさん同年代ナース
2血圧測定。・担当:オフクロ同年代ナース1
3血液採取。・担当:オフクロ同年代ナース2
4検尿カップ受取・担当:医療事務女性
5検尿カップにオシッコ・担当:自分
6検尿カップ提出・担当:医療事務女性


大まかに説明すると、上記の流れで終了。
時間にすると30分ほど。


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今回、初めての健康診断で知った事なのだが、
検尿カップに入れるオシッコは、ほんの少量でいいらしい。
僕は、表面張力で横から見れば丸く見えるまでギリギリにオシッコを注ぎ、
こぼさぬようにソロリソロリと受付まで運んだのだが、
「ほんのちょっとでいいんです(医院だけにってか?)」って医療事務女性に言われたぞ。


あと、2日分の便(大)を採取しなくてはならないのだけれど、
「ほんの少量で構いません。」とも言われた。


小も大も少量(驚くほどの少量だぜ)で検査出来るとは、
医療の進歩は目ざましい・・・。


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検診そのものは無料なのだが、
大腸がん検査は別途500円です。


焼肉バイキングでビールが別料金なのと同じシステム。