人のフリ見て我がフリ思い出す。
夕方、近所のスーパーマルフジに於いて、
赤いポロシャツを裏返しで着ているオジサンを見っけ。
おっちょこちょいのヒトってさ、探せば結構いるもんだねえ・・・。
レジでカミさんがお支払いをしている間、
僕は買った物をレジ袋に入れる台の所へ移動していたのだが、
まさにその時な、裏返しポロシャツのオジサンに気付いたのさ。
肩口と両脇腹にかけて、縫製のミシン目がバッチリだ。
縫いしろが少々雑な裁断の具合が、逆にオシャレなデザインに見える。
首の真後ろにある白いタグが爽やかでさえあった・・・。
衆目の視線を浴びて、オジサンよ勘違いする事なかれ・・・。
やはり僕は確信するに至った。
ソレ、指摘して教えてあげるべき事ではないわな。
帰宅後、自ら気付くのも良し、
そのまま気付かずに脱いでもまた良し。
世の中にはもっと、大切なニュースが溢れているのだぞ。
裏返しシャツのオジサン・・・。
おそらく僕より幾つか年上の、とても人の好さそうなオジサン・・・。
裏表の無いタイプの男なのだろうと思う。
客観的に、冷静に、僕はそのオジサンの動向を観察していて感じたのだが、
コレは、絶望的なレベルの恥ずかしさではない。
絶望的な恥ずかしさをレベル10だとすると、
シャツを裏返しに着たままで買い物をする恥ずかしさはレベル2〜3ってところ。
レベル2〜3の恥ずかしさを具体的に説明すると、
袖ヶ浦ナンバーのベンツで六本木を走る程度の恥ずかしさだよん。
袖ヶ浦だと袖だけが裏返しって感じなのであるが、
このオジサンは袖だけじゃなくシャツ全体が裏返しなんだからさ、レベル2〜3でゲットラッキー。
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入浴前、
着ていた物を脱いで洗濯機に入れる際、
裏返しの状態にしておかない事だね。