愛するカバに蒲焼きを。

スーパーマーケットの鮮魚売り場では現在、一番目立つ所にサンマの蒲焼きが置いてある。
サンマの蒲焼きのパックが積み重ねられていて、その上にはPOP文字で大きく、
「今、売れています！！」って書かれている・・・。

おおっ、おおおっ、おおおおおっ・・・、
やっぱり売れているんだね、サンマの蒲焼き・・・。

見た目はウナギの蒲焼きと変わらないし、
平均的な東久留米市民レベルの味覚じゃな、元々ウナギの味なんて解ろう筈がなかろうもん。
賢い主婦や主夫がこれを買ってさ、黙って夕餉の食卓に出してごらんよ、
絶〜対に気付かないってばよ、この界隈の人間ならさ・・・。

「ほ〜う、ウナギだなんて今晩は贅沢だな。」って、な、
家族円満、ま〜るく丸く収まるだろう・・・。

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「今晩は何が食べたい？」って奥さんから聞かれると、
普通の、一般的な夫ってヤツは、さ、「何でもいい。」って答えるそうだ。

でも、「何でもいい。」って答えが一番カチンとくるらしいぞ、奥さんたちには、な。
夫婦喧嘩の原因になったりさえするからな、気をつけておくれよオヤジの仲間たちよ・・・。

ちなみに、
僕の場合、
「今晩は何が食べたい？」ってカミさんから聞かれて、
「何でもいい。」なんて答えた事は一度も無いです。

なぜなら、何でも良くは無いからです。

今、もしも、
「今晩は何が食べたい？」って聞かれたとしたら、

ウナギの蒲焼き！って答えます。