僕の時計だ。

買ってから一度も使っていない僕の時計だ。


何故に使わないのかと言うと、似合わないからである。


大学4年生の君よ、
言っちゃ悪いけど、
でも言わせてもらうけど、
君が来年社会人になり、お給料を貰うでしょ?
その給料のな、数か月分位の値段であった時計だ・・・。


でもな、本当に悲しくなっちゃう程に似合わないんだよ、僕には・・・。
たぶん、僕自身が未だ時計に負けちゃっているからだと思う・・・。
雑誌LEONで時計の特集を見る度にそれを感じる・・・。


目指す生き方が違うんだな。
もっと、こう、余計な機能や装飾を削ぎ落としてだな、
シンプルでシャープな時計にすれば良かった。


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え?
そうか、アナタは「クリぼっち」な野球のオヤジだったね、
ゴメンねゴメンね、
クリスマスにカミさんサンタから何を貰うのか?な〜んて話を、
「クリぼっち」野球オヤジのアナタにしちまってゴメンね。


何を貰ったってシアワセだって言う事さ。