お父サンタ/お母サンタ

クリスマスイブからクリスマスへと日付が変わる頃、
幼い子供を持つ御家庭では、今でもきっと こうだよね。
僕んちもね、そうだった・・・。


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1段階目は、そう、手ぶらで幼い子供たちが寝ているであろう子供部屋へ行く。
本当に寝ているのか 寝たフリなのかを確認するためだ。


1:頬っぺたをツンツンと突いてみる。
2:ティッシュで作ったコヨリを鼻の穴の中に入れてみる。
3:手足の関節を曲げてみる。


そこまでやって無反応なら、熟睡していると思って間違いない・・・。


ふっ、所詮は子供よ。
今年こそサンタさんが来るまで起きてる!な〜んて言ってたくせに・・・。
ご覧の通り熟睡中なのでそろそろオッケー牧場です。


2段階目は、そう、サンタさんのプレゼントを持って子供部屋へ行く。
(あ、小さな子供たちに言っておくけどね、
このプレゼントはね、
あくまでも母ちゃんや父ちゃんがサンタさんからお預かりした荷物なりよ。)
そ〜っとそれを枕元に置き、その上に靴下を載せて一丁上がり。


シアワセなシアワセなクリスマス。
子供たちもシアワセなのだけれど、
お父サンタとお母サンタは きっと、
それ以上にシアワセなんだよね・・・。


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あ〜あ、そんな頃が懐かしいな・・・。


僕なんかは現在、
寒いからさ、毎晩布団の中で靴下を脱ぐんだよ。
それで翌朝怒られちゃうんだカミサンタさんに。