湘南ポニー乃風

その胸いっぱいに野球の風を吸えば、
マウンドの上で君は一羽の鳥になる。

しなやかな翼を広げるように投げる君の姿は、
美しく天を滑空する飛燕の雄姿そのものだ。

大空を舞う君よ、羽ばたく君よ、
眼下に僕らの様子が小さく見えるかい？

いつの日か必ずや君は、
「群れを成す」事と、「群れる」事の違いが解るようになるのだろうな。

素晴らしい投手だ・・・。

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3月21日、於・清瀬第２グラウンド。
この湘南ポニーの投手の少年を見ながら僕は胸が熱くなった。

自由にしなやかに伸び伸びと、
そして本当に気持ち良さそうに投げていたんだよ・・・。

2年ぶりに観戦したポニーリーグの試合で、さ、
こんな素晴らしい投手の少年を見る事が出来て幸運だった・・・。

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第２グラウンドのソメイヨシノの蕾が大きく膨らみ始めていた。

春の日差しをこんなにも美しいと感じたのは久しぶりだ。
こんなにも愛おしいと感じたのは久しぶりだ。

この少年にありがとうを言いたい・・・。

（3枚目の写真、ブレちゃってゴメンな）