白衣＆白球の１

どどんと土曜日、野球日和。
いよいよ息子の医大野球の練習初日だ。
高校時代の野球部バッグと普段着の組み合わせは妙な格好ではあるが、
我が家の前の坂道を自転車で登る後姿は、
小学校時代の小山ドラゴンズの、あの頃と同じだよ、大きさが違うだけだ。

これからの6年間、あらためて野球が君に教えてくれるものを信じよ。
再び野球が君に与えてくれるチームメートや、対戦相手といった友を大切にせよ。
白衣に白球の熱や夢や誇りを重ねよ。

青年よ、カキーン！を抱け！
カキーン！は、カキーン！の上にカキーン！を作らず、
カキーン！の下にカキーン！を作らず。
カキーン！が君のために何をしてくれるのかではなく、
君がカキーン！のために何が出来るのか、だ。

「オト〜タン、キャッチボ〜ルシヨウ！」って、な、
二十歳になってもオマエの姿はあの頃と同じに見えるんだよ、父ちゃんには。

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某医科大学 医学部 医学科1年生、硬式野球部所属。
東久留米の野球小僧。
高校3年の夏まで野球をやっていたので受験対策が遅れて2浪したので二十歳です。
優勝したらビールかけOK牧場の年齢です。