今日は外回りの用事が無いのでずっと仕事場にて仕事。


初夏の風が開けた窓から流れて来てさ、心地良い。
まさしく薫風。
この時期の風は独特の良い香りがする。


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さてと、
お昼ゴハンはどうしよう。


仕事部屋を出て台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
おおおっ!
おおおおっ!
おおおおおっ!
ありがたいありがたい、辛子明太子を見っけ!


炊飯器の中には、まだ温かい朝の白米が二合程ありけり。
赤い辛子明太子と白いゴハンで、それはおめでたいおめでたい・・・。


おめでたい美味しさを味わうとしよう。


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巣鴨生まれ清瀬育ちの僕が辛子明太子を知ったのは、
高校時代に寮で聴いていた長渕剛さんのオールナイトニッポンであった。


「オマエらな、辛子明太子って知ってるか?
そりゃあモノスゲ〜美味いんだぞ。
ほんのちょっとでゴハンを何杯でも食べられちゃう程の美味しさなんだぞ!」って。


そうそう、それで僕は是非とも辛子明太子が食べたくなって、
同室だった下関出身のYくんにお願いしたのであった。
Yくんのオフクロさんが寮へ送り届けて下さった辛子明太子は高級品でな、
そりゃあ真っ赤で辛くて本当に頬っぺが落ちる位の美味しさだった・・・。


今でも辛子明太子を食べる度、
僕は、Yくんや長渕剛さんの事を考えるのだ。


80年代、
九州のロックシーンは総じて「めんたいロック」と呼称されていたが、
めんたいロックのめんたいとは、明太子のめんたいって事だったのだろうか?
間違っていたらごめんたい、なんちゃって。


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冷蔵庫の中にあった辛子明太子は少量であったが、
それでも二合分のゴハンはペロリとイケました。
美味しいな〜、美味しいな〜、辛子明太子。


お昼ゴハンは午後の活力源!


お腹いっぱいシアワセいっぱい!