週末から秋のリーグ戦に向けて、息子たちのチームは活動を再開した。
秋もまた存分に野球の風を胸いっぱいに吸っておくれと父ちゃんは願う。


秋は物悲しい季節だけれど食べ物は美味しいし、
なにしろグラウンドに吹く風は爽やかこの上ない・・・。


チームメートと友情を育み、
対戦相手と尊敬をもって出会い、向き合う。
今のご時勢、それは綺麗事のように聞こえるかもしれないのだが、
本来、学生野球の意義はそこにあったはずだ。


彼ら医学生たちの野球には、その意義がまだ確実に存在している。


その誇りを胸に、疾走せよ、君らよ。
純粋に人を救いたいと願っている若者たちよ。


野球の風は、君らを優しく包む・・・。