赤トンボが縦横に舞う夕刻に、ヒグラシが鳴いていた。
地面ではコオロギたちの鳴き声が賑やかで、秋と夏が混在する不思議な感覚の現在。
夏を川に、秋を海にたとえると、時間という名の水は現在、汽水域に在り。


汽水域と言えば、シジミじゃないか?シジミ
しみじみとシジミの味噌汁を飲みたくなる。
肝臓が既にいかんぞう、ってなっている人には超オススメだ。


僕は爪楊枝で、シジミの身をほじくり出して食べるタイプの男だが、
特に身まで食べなくても、シジミのエキスは汁だけで充分摂取出来るのだから万人向けの食材ではある。


秋ってさ、本当に何を食べても美味しいからシアワセだね・・・。


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天高く、君肥ゆる秋・・・。