心が通じるひととき
仕事をしていて時々感じる視線は、水槽の中のクルリン(琉金)だ。
ジ〜っとこちらを見つめて、口をパクパクして、
「ゴハンちょうだいよ。」って言ってるみたいだ・・・。
よしよし、待ってろと言いながら餌を投入する。
すると、本当に嬉しそうにヒラヒラ泳ぐ・・・。
このヒラヒラ泳ぐ姿に癒される。
小さな生き物も可愛いものだ・・・。
僕の事を、うっとりとしながら見つめてくれるんだぞ・・・。
小さな生き物だって心が通えばシアワセシアワセ・・・。
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居間でテレビを見ていると、
さり気なく犬のタロウが僕の膝の上に乗ってグデ〜っとなる。
コイツも、うっとりと僕を見つめる・・・。
うっとりと見つめられると嬉しいものだ。
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この広い世界中に於いて、
うっとりと僕の事を見つめてくれるのは、
一匹の金魚と一頭の犬だけであるのだが、
イイジャ、ナイノ、
シアワセならば・・・。