実際に何人かは、本当に学校に住んでいるのだそうだ。
住んでいると言うよりも、棲んでいると言うべきか・・・。


息子は現在、自宅から通学しているのだが、
一人暮らしに対する憧れ捨て難く、いろいろ情報を収集中だ。
その中で上記の、ツワモノと呼ぶべき先達の存在を知った模様・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


学校に住む(棲む)・・・。
ノーマルな普通の親なら怒るだろうが、
僕は、それも選択肢の一つじゃないかと息子に言った。


オマエらの場合、学校イコール巨大な病院だ。
病院は24時間開いている。
たとえ遅い時間に先生にバッタリ遭遇したとしても、なあ、
「こんな遅くまでよく頑張っているね。」って、むしろ褒められるのではないか?


大きなお風呂だってある・・・。
そこかしこに仮眠室もある・・・。
図書室もある・・・。
自分のロッカーの中に寝袋を入れておけば済むだけの話だ。
べつに敷地内にテントを張って生活するワケじゃない・・・。


オマエの最大の弱点である「忘れ物」だって克服出来る。
寝坊して遅刻なんて事態も確実に避けられる。
メリットばかりじゃないか?


父さんがもしもオマエだったら躊躇なく学校で暮らすね。
同じように学校に住んでいる仲間は全員、暮らすメートと呼べる存在になるでしょう・・・。


父さんは協力を惜しまないぞ。
・・・面白そうだから・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


一人暮らしで得る事が出来るのは、生活力。
炊事・洗濯・掃除とか、母さんのありがたさを身をもって知れ。


一方、
学校に棲む事で得る事が出来るのは、生命力。
どんな環境にあってもしぶとく生きる父さんのような男になれ。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


生きろ!