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〜 最大の不幸とは、現在の幸福に気付かない事である。 〜
これは、ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉だ。
僕は合計3回、3色ボールペンでアンダーラインを引きながら「 罪と罰 」を読んだが、
結局のところ、その一文に壮大な長編小説は行き着くのではないかと思っている。
現在の幸福に気付くという事は、「 知足 」とは少々ニュアンスが異なる。
もっともっと、根本的な感覚に近いような気がする。
逆に言えばだな、
現在の幸福に気付きさえすれば、それは最大の幸福なのだ。
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朝目が覚めてありがたい。
これは、たぶん、奇跡的な幸福だ・・・。
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窓を開けると、冬の朝の匂いがした。