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僕は、クレープ生地が好きだ。
程よい量の生クリームと絡んだクレープ生地が好きだ。

クリスマスの夜、
僕が食べるケーキは、だからミルクレープだ。

同世代のオジサンは知らないと思うよ、ミルクレープ。
幾層にも重ねられたクレープ生地と生クリームだけのケーキさ。

美味しくて美味しくてな〜、頬っぺたが落ち続けている僕だ。
このミルクレープを考案したケーキ職人をハグしたいと思うよ。

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いつかミルクレープを、なあ、
ホールのまんまで食べたい。

それが僕の夢だ・・・。

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高校3年生の時の文化祭で、
僕らのクラスはアイスクレープ屋さんを出店した。
お店の名前は、故・Sくんが考えた「 夏ぶとり 」であった。
そのアイスクレープがまた美味しくてな〜、大好評を博したものだ。

僕はその時に初めてクレープなる物を食べたのだが、
この世にこ〜んな旨い食べ物があったのか！って感激したんだ。

僕がクレープ生地を好きになったのは、その時からだ。

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クレープの名曲、「 精霊流し 」って知ってる？
え？知ってるってか？

ざ〜んねんでした。
クレープじゃなくて、グレープでした。