夜勤明けのナースのカミさんを迎えに行く。


車に乗り込む時、思わず口からイテテが出た。
小さな車だからね、たしかに屈んで乗り込まなければならないのだけれど、
イテテとなった腰と膝は、まさしく経年劣化そのものだ。


まだ朝マックに間に合う時間だったので、そのまま滝山のマクドナルドへ向かう。


仮眠もままならぬ夜勤が明けた後の、カミさんの顔は疲労困憊。
本当にな、心からお疲れさまと思う・・・。


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夫婦共々48歳。
お互いにあちらこちらガタが出始めては、いる。
労わりあってこの先は行こう。


人生と言う旅の道連れ。
もしもこの人がいなかったらな〜、僕なんかどうなっているか考えただけでゾッとする。
間違いなく、その日暮らしのフーテンの寅さんになっていたんじゃないか?


逆に、
僕なんかと一緒にならなかったらさ、
この人の人生はもっと素晴らしいものだったのではないか?
そう思えば申し訳ないな・・・。


先に逝かれたくないな・・・。


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同世代のオヤジの仲間よ、どうよ?


お宅の奥さんも現在はあんなカオになっているワケなのだけれども、
現状は惨状と呼ぶべきカオになっているワケなのだけれども、
それは経年劣化だけではなく、アナタが掛けた苦労の一つ一つがシミやシワになっているんでないの?
アナタが与えたストレスのせいで、びびでばびデブになってしまったんでないの?


大切にしなくちゃなるまいよ、旅の道連れを、よ。


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いろいろな事を考える。


僕は今、ロダンの考える人そのものだ。