僕は、人と争ったり、競ったりする事が苦手だ。
小さい頃からな、椅子獲りゲームでさえ椅子を取れた事が無いほどのレベルで苦手だ。
苦手な事は、しないのが一番。
そう思っているから僕は、誰とも争わないし競ったりもしない。


わっはっは、
僕は、基本的にユルい男だ。
ユルユルだぞ、ユルユルなんだ。
アナタのパンツのゴム紐の方が、僕よりよっぽどキツいんじゃないか?


ユルユルだが、元気だ。
件の、きゅ〜ず〜よんさいっ!てお爺さんレベルの元気ではないが、
ユルユルでありつつ元気いっぱいだ。


仕方ないもの。
致し方ないもの。
持って生まれた性分は直らないもの。
にんげんだもの


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ナースなカミさん夜勤で不在のおり、
僕と息子で晩御飯を食べる。


なんだかな、僕は普通に晩御飯を食べているという構図なのだが、
息子のそれは、どう見ても晩酌って感じだ。
いかにも晩酌って感じで、偉そうだ・・・。


塩サバなのだけれど、
ほぼ同じ大きさの塩サバなのだけれど、
予めカミさんが焼いておいてくれたのをチンした塩サバなのだけれど、
僕が食べているのは 焼き魚 で、
お酒を飲みつつ息子がつついているのは 肴 って感じがする。


偉そうだな・・・。
だが、まあいい、許そう・・・。


そんな晩御飯の時に、
少々酔った息子が僕に言ってくれた一言が嬉しかった・・・。


「 父さんは声を荒げないで育ててくれたから良かった。 」って・・・。


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間違いなく僕は、
世界で一番ユルユルな親父だが、
その言葉にはウルウルとした・・・。


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よんず〜はっさいですっ!