帯状疱疹とは、決して侮れぬ厄介な病気のようだ。
聞くところによると、
幼児期に罹患した水疱瘡の菌ってヤツが、治癒後も死滅する事無く神経の束の根っこに残っていて、
成長した後も過度のストレスや疲労によってひょっこり現れ悪さをするのだそうだ・・・。


神経の束の根っこから出て来るものだからさ、激しい痛みを伴うらしい・・・。
痛いのだからかわいそう・・・。
息子よ、
泣きそうな顔を見て笑った父ちゃんを許してくれ・・・。


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「 父さんにはストレスなんか無いだろう? 」と、息子が僕に言った。


確かに、無い。
ストレスフリーの49歳です。


ストレスとは無縁だし、
過度に疲労する事も無いです。


険しい道や、苦しい道を、
ひたすら避けて今日まで生きてきました。
たとえるなら、古いパンツのゴムのような人生です。


もしかしたらダメ人間なのかも・・・。
もしかしなくてもダメ人間なのかも・・・。


そう考えさせられる息子の帯状疱疹の一件である・・・。
痛いところを突きやがる。


まあいいや、許そう。
痛み分けだ・・・。


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ストレスとは、心の疲労の事。
ゆっくりとな、休める時には休め・・・。


え?
ストレスの無い父ちゃんには言われたくないってか?


そりゃそ〜だ。