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明け方までは雨だったが、
朝早くからカラリと晴れた。
ハレホレヒレハレ日本晴れ。
アジサイは瑞々しく綺麗だし、
これなら夏の水不足の心配もないし、
こんな梅雨ならオッケ〜牧場で許そう!
今日も野球をガンバレガンバレ野球小僧どもよ!
ややっ!
朝の散歩の途中の遊歩道の広くなった植え込みの部分でさ、
僕は腰に手をあてググ〜ッと背筋を伸ばしてE気持ちになっていたのだけどさ、
地面のあちこちにミミズが困ってのた打ち回っている様子を発見した。
たいへんだっ!
急いで地中に戻してあげなくちゃ干乾びちゃうぞ、ミミズたち・・・。
落ちていた棒で地面に穴を掘り、
僕はミミズを集めて埋めた。
めでたし めでたし・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
ミミズは地球の栄養分なんだ。
大切にしないといけないよ・・・。
雨上がりに地面で困っているミミズを見つけたら、
どうかアナタもミミズを地中に戻してあげて下さいな・・・。
ミミズにヒドイ事をすると、倍返しされるぞ・・・。
本当だぞ、本当なんだ。
小学校2年生の時、
僕と同級生のMくんは二人でミミズにオシッコをかけて、
大いにミミズを困らせて楽しんだのだがな、
その夜、
男の子の大切なトコロが腫れて膨れて痛くて苦しんだんだ。
痛くて痛くて泣いたぞ、珍々・・・。
腫れてプックリ膨らんで、プーチンって呼ばれた。( ・・・これは嘘 )
中央診療所で診てもらい、ミミズのバチがあたったのだと言われた。( これは本当 )
それ以来僕は、
絶〜対にミミズにはオシッコをかけない男になった。
現在、こんなにもミミズを大切にしている49歳は他に類を見ないと思うほどだ。
ミミズ、マジで恐ぇよ。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
いくつかの穴を掘り、
相当数のミミズを埋めて地中に戻した。
ミミズたちよ、僕に感謝しろよ。
いい事も倍返ししろよ、ミミズよ。