雨降り日曜日・・・。
まあね、梅雨時だもんね、致し方あるまい・・・。
どこもかしこも野球はお休みだ。
雨降り日曜日・・・。


晴耕雨読って言葉は、
まさしくこんな日の野球小僧のためにある。


勉強をしなさいよ。
勉強を・・・。
本物の勉強を。


勉強をあまりしなかった僕が言うからこそ、
説得力がある。


勉強をしなさいよ。
オトナになってからマジで困るよ。


マジで困っているオトナの僕が言うからこそ、
説得力がある。


「 勉強なんて出来なくたって食べてはいける。 」
そんな事を言った野球の親父がいたのだそうだが、
同じ穴のムジナとして僕は、その親父に言いたい。


ああ、そうさ、
勉強なんて出来なくたって食べてはいける。
僕もアナタも食べてはいる。
ただ、食べるために生きてる人生って、どうよ?
50歳を迎えるにあたり、僕はそう思うようになった・・・。


勉強をもっとしておけば良かったな〜って、な、
脳ミソのシワが少なくなりつつある頭で今、ようやく考えるようになったんだよ。
これは、たぶん、思考の進化だ。
その点に関しては自分で自分を褒めてあげたい。
だが、いかんせん脳ミソのシワが少ないだろ?
思考は進化したが、答えは見つからないんだ・・・。


脳ミソのシワを増やせるのは10代までだ。
シワシワ脳ミソの10代は確かに格好悪いかもしれないけれど、
20代、30代、40代になると、
シワシワのヤツの方が食べていく方法の選択肢は圧倒的に多い。


ここだけの話、
野球の親父の仲間であるMさん(58歳)は、頭はツルツルだ。
頭の表面はツルツル万年堂なのだが、
脳ミソはシワシワだ。
人間的にすごく深みのある人物である。


頭はフサフサでもな、脳ミソがツルツルだと、
人間的に浅くなっちゃうんじゃないだろうか・・・。
僕なんかは歩いて向こう岸まで渡れちゃう浅さだと自分について思うもんね。


勉強しなさいよ、
小学生野球小僧よ、
中学生野球小僧よ、
高校生野球小僧よ・・・。
脳ミソをシワシワに出来る君らがうらやまC。


たとえどんな環境にあったとしても、
その子供自身が本当に学びたいと願えば、
差し伸べられる手はたくさんある。


それを子供たちに伝える事がオトナの使命だ。


貧困は連鎖しない。
全ての子供はそれを断ち切る力を持っているんだぜ。


自分(親)の乏しく貧しい考え方を、
絶〜対に子供に手渡してはいけない・・・。



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晴耕雨読


本を読もう・・・。


梅雨もなかなか良いものだ。