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息子の大親友のMAXくんが、わざわざレンタカーを借りて、
息子のために重たい教科書やら参考書やら医学書を持って来てくれた。
ありがたい事だ。

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高校時代、
息子は野球部のくせに理数系のクラスにいた。
MAXくんは柔道部のくせに理数系のクラスにいた。

柔道部の坊主頭と野球部の坊主頭、
大小2名の坊主頭が理数系のクラスにいたのだ。

百人一首に於ける坊主の数よりも低いパーセンテージで彼らはクラスメートになった。
坊主頭同士で仲良くなるのは必然であっただろう。

理数コースのクラスメートたちが、
普通コースのやんちゃ者たちにイジメられたりちょっかいを出されずに済んだのは、
この大小2名の坊主がクラスにいたおかげさまだと今でも謳われているそうだ。

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MAXくんは現役で医学部に合格して現在は4年生。
自身が使っていた本を息子に届けてくれたのだ・・・。

カミさんが夜勤で不在だったので、
手の込んだ食事をご馳走する事は出来なかったが、
MAXくんは我が家でカレーを食べて帰った。

本当に好青年だと思いながら僕も一緒にカレーを食べた。

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息子よ、
MAXくんよ、
トモダチは一生の宝なのだ・・・。