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御徒町のタワーパーキングに車を停めて、
上野と秋葉原へ一駅ずつ電車で移動した。
土曜日の昼過ぎだが、電車の中はガラガラでラッキ〜。
ちょびっとの距離でも椅子に座っちゃう自分の心の弱さを、僕は自分で許すタイプの男だ。
椅子だけに、イイッス、なんちゃってな。
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周囲を見渡すと、6人ほどの老若男女が車内にいた。
ふと、
僕以外全員がマスクを着用している事に気付いた・・・。
こんなにポカポカ暖かくてもな〜、やっぱり一応は冬だからね、
皆さん風邪予防のためにマスクを着けているのでしょうな・・・。
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う〜む、
マスクを外すとどんな顔?
って、僕はいろいろ想像しちゃう。
顔に自信のある人だって、冬場はマスクを着けるだろう。
顔に自信のない人ならば、それは尚更さらさらサラサ〜ティ〜じゃないのか?
え?
顔に自信のある人はマスクなんか着けないってか?
いや、それは違うね、
僕を見てごらんよ、
こ〜んな顔をしているのだけれどマスクは着けないぞ。
何故かと言うと、息苦しくなっちゃうからです。
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みんながマスクをしているのにな、
こうして自分だけがマスクをしていないって状況は、
深く考えてみるとだな、
みんなが服を着ているのにさ、自分だけ裸って姿に匹敵するレベルの恥ずかしさかもしれない。
とか、
そんな事まで考えてしまうよな・・・。
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風邪?
そんなモンひきませんよ、僕は。