テレビが届いた。


録画機能やら何やら、
あちらこちらが壊れたまま使い続けていたテレビを買い換えたのであった。


古いテレビよ、今日までありがとさん。
お疲れさまでした。
たとえ機械でもな、別れはやっぱり寂しいね。


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大きなお店の中では、一番小さなテレビだったのだが、
今、居間に設置すると、大きく感じるのは家が小さいからだ。
不思議な感覚だ。


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設置してくれた電器屋さんのお兄さんから説明を受ける。
レクチャーのような取り扱い説明を受ける。
その時点では理解出来たような気になるのだが、
たぶん頭の中には入っていないでしょうな・・・。


やっぱりサッパリ解りませんな。
ものすご〜く不安になります・・・。


取り扱い説明書は、無い。
不安要因の一つはそれだ。
なにしろ僕は、紙の時代の人だもの。


時代が僕を追い越して、もはや随分と離れたのだなと感じる・・・。


案の定、
帰宅した家族に取り扱い方法を伝授出来ない。
このボタンかそのボタンを押すと、ってな具合だ。


だが、子供たちは、
リモコンを手にした瞬間に普通に使えるのであった。
紙の時代の人ではないからな・・・。


使い方、逆に僕に教えてと言いたい。


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テレビばっかり見ていると、
水戸黄門になっちゃうぞ。