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高速道路を使って1時間程度の観光地(景勝地)に夫婦で出掛けたのだが、
平日なのになかなかの賑わいで混んでいて、
その多くが僕らと同世代の夫婦であることに気付き、驚いた。
たぶん、みんな、
子育てが終わり、そしてヒマになっちゃったのだろうと思うよ。
そうだよ、きっとそうだ、
そうに決まってる・・・。
傍から見ればオジサン&オバサンだがな、
手を繋いで1個のソフトクリームを分け合って食べていたりしてな、
青春の続きを楽しんで過ごす姿もオッケ〜牧場じゃないか・・・。
青春の残り香を加齢臭と呼ぶのかもしれないな。
周りの仲間を見渡しながら僕は考える者なりよ。
♪ワタシが〜 オバサンになっても〜♪って歌が流行していた頃に若者たちだった僕らは、
オバサンになったアナタをあの頃と同じように想っているのだから人生に乾杯。
富士山には月見草が、
カレーライスにはカツが、
オジサンにはオバサンが良く似合う。
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40代後半から50代前半・・・。
こうして若干の余力を残して老後へと船出の準備をするのだね・・・。
ヨ〜ソロ〜!
よう、初老!
なんちゃって。
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オジサン&オバサン夫婦たちである我々の共通点を見つけた。
幼い子連れの若い家族を見掛けると、みんな目を細めているんだ。
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人生は短い。
本当にアッという間だと感じてならない・・・。
だがな、
人生はその全ての時間が青春なのだと50歳目前の僕は思う。
ごらんよ、山の景色は褪せる事なく美しい。
それに較べて人間の生命の何とささやかなる事か・・・。
でもささやかな人生の美しさは、山のそれに勝るものだ・・・。
おい、そこのオジサンよ、
照れていないで隣にいるオバサンと手を繋ぎな。
きっと喜ぶ・・・、
かもよ。
人生は短かいんだからさ・・・。